人気ブログランキング |

2007年 04月 15日 ( 1 )

バッテリー

久しぶりに映画ネタ。原作は読んだことはないけれど、本屋に平積みにされてるのを見て「児童文学なのに、野球もの?」なんてちょっといぶかしげに思ったことがある。

しかしこれはあくまで野球そのものの話というよりも、野球を通して成長していく少年達の物語。

病弱な弟ばかりをかまう両親をよそに天才ピッチャーとして名高い巧。弟の療養を兼ねて母の実家の岡山の田舎に引っ越して来るところから話がはじまる。ろくに挨拶もしない、あまり人の心を開かない巧が、気のいいキャッチャー豪と出会う。まぁ普通の野球の話なら、この2人で弱小野球部を強豪を次々倒す強いチームへ成長させていくサクセスストーリーとなるであろうが、この話はそうではない。

入学した中学の規律の厳しさ、野球に打ち込みたくても中学の部活動でしかない野球部、上級生の嫉妬からのいじめ、またそのいじめに加担した少年の悩み、相変わらず巧や野球を目の敵にする母等、小さな世界なのに問題が満載。

あと巧と豪のバッテリーとして息が合わなくなる場面があってお互いそれが2人や野球部に影響するけど、昔「ドカベン」(古いなぁ・・・)でもあったような。たとえどんな早いボールを投げる投手がいても受ける捕手がいないと成り立たない。この辺がサッカーとは違うのねと実感。

家族を含めた人間関係が野球を軸にうまく回転していくようになる。少々セリフはくさいがそこまでもっていくプロットがきちんとしているところに好感が持てた。

もちろんキャスティングも妙もいい。菅原文太が高校野球の名伯楽なんてタランティーノもびっくりじゃん?いやぁいい味だしてました。あと豪役の山田健太くんの笑顔に癒された。ほんと性格よさそうだし、頭もよさげ。この先どうすんだろう?役者になるなら西田敏行みたいな俳優目指して欲しいなぁ。巧役の林遣都くんは写真だけ見たらハーフかと思ったよ。でも映画観終わった後横浜Fマリノスの田中隼麿に似てると気づいたわ。

見るのけっこう迷ったけど、思ったよりいい映画で満足でした。
↓これなんてもろハユマ;
c0071983_21101321.jpg


ところで「龍時」ってなんとか映像化できんもんかな?話が壮大なんで無理だと思うけど。。
私が考えたキャスティング。

志野リュウジ・・・柳楽優哉
志野芳子・・・余貴美子
志野ミサキ・・・志田未来
八木沢千穂・・・井上真央
時任礼作・・・大杉漣
平義監督・・・椎名桔平

原作に描かれた身体的特長を思うとちょっと違うが、
この俳優に演じさせてみたいということで考えてみた。
製作・配給はシネカノンで!
by chloe7513 | 2007-04-15 21:26 | cinema