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2005年 05月 15日 ( 2 )

ベルンの奇蹟

名古屋では5月8日から公開された「ベルンの奇蹟」。ただ単にサッカー映画というより、サッカーを背景に家族が絆を取り戻すヒューマンドラマ。

まずソ連の抑留から帰った父親がもうほんとに暗い。たしかにただ戦争から戻れたのではなく、戦争が終わっても厳しい労働に就いていたのだからそりゃ人間性も貧しくなるわな。娘、息子にもよそよそしく冷たい。西ドイツ代表がW杯を勝ち抜いていく過程でこの父親も家族のと人間性を取り戻していく。戦争というマイナス状態から代表の勝利によってどんどんポジティブに変化していくのはこの時代に生きた人々にとってはかけがえのない体験だったに違いない。
一番好きだった場面は父親が神父に自分の苦しい心のうちを打ち明けた後、原っぱで子供たちが使っていたボロ切れで作ったボールでリフティングするところ。父親役の俳優もサッカー経験者だけあって見事なリフティングを見せてくれる。ここがこの映画の中でのキーとなっていると感じた。

息子を演じるのは父親の俳優の実子。実際はやりにくかったんじゃないかな~?ただ彼の演技もよかったので、実子であるとかそういったことは逆にどうでもよくなったというか。顔は確かに似てる。ちょっと薄幸そうなルックスもこの映画にあってた。一緒にサッカーやってたカローラちゃんというサッカーの上手な女の子は「マイ・ライフ・アズ・ア・ドック」のサガちゃんを思い起こさせる。

ストーリーの中心となる家族とは別にお金持ちの娘を妻に持つ駆け出しのスポーツ記者が出てきて最初ん?って思ったけど、エッセンの灰色の炭鉱の町とは別世界のカラフルな50年代のファッションやインテリアが出てきて、そういった部分があると割りと女性も楽しめるのかなぁなって思った。で話の最後にはこの奥さんも熱狂に西ドイツ応援するというオチも。

あと西ドイツの代表監督がよかった。実際ああいう人物だったのかわからないけれど記者会見でウィットの利いたことが言えるサッカーの監督って好きだし。誰も優勝できると思わなかった西ドイツを優勝に導いたのだからかなり優秀な監督だったんでしょうね。

サッカーが出てくる50年代のヨーロッパ、子供が主人公といことで、うえに挙げたラッセ・ハルストレムの「マイ・ライフ・アズ・ア・ドック」、クストリッツァの「パパは出張中!」なんかと共通するんだけど、やはりヨーロッパではサッカーが昔から人気のあったスポーツだということを改めて実感する。

自分的には映画としてもサッカーの描き方にも満足したけれど、セリフ使われてる固有名詞などちょっとc0071983_23133613.jpgわかりにくいところがあって、そういった部分をパンフなんかで解説してあればなと思った。
by chloe7513 | 2005-05-15 23:21 | cinema

第12節 名古屋×神戸

はい、また負けましたわ・・・
3連勝の時はまさかこんな日が来るとは思わなかった。いや内心不安だったけどね。怪我人がどんどん増えて、過密日程。

いかんせん、中盤でボール獲れないし、効果的なシュートを打つことが出来ない。サイドも突破されてしまうし、いいとこなし。キヨにはもうちょっと頑張って欲しかったよ;体の強さやキープ力はやはり本田に比べるともの足りなかった。後半セバスティアンが入ってバランスはとれたように思えたし、ボールは繋がったんだけど。

最後はなんとかマルケスにシュート打たせたいみたいな雰囲気になってかえって逆効果だったし。

なんというか自分の中では磐田戦のメンバーが自分の中でベストなんだけど、それでもセレッソ戦のように負けた試合もあって、なんとか連携がうまくいきけたところで急に怪我人が何人か増え、経験の少ない新人を起用したりして、負けてチームを立て直すのがどんどんうまく行かなくなって、悪循環に陥ってるような・・・

今がダメなら補強しかないでしょって単純には考えたくないけれどやはり必要であることは否めない。新しい外国人はFWでしょうけど、日本人FWも獲って欲しい。
by chloe7513 | 2005-05-15 00:22 | Nagoya-Grampus